高専に向いている人の特徴5選

概説(高専)

高専に向いている人はどんな人?僕(私)は高専に向いているの?

そんな人に向けて,高専で5年間を過ごした私が高専に向いている人の特徴を5つ紹介します!

①好奇心旺盛

まずは好奇心です。

高専に入学すると理工系の専門知識を学ぶことになります。

好奇心旺盛で新しいことに興味を持ち、学ぶ姿勢がある人が高専での学びをより楽しむことができます。

幼少期に昆虫や爬虫類などの生き物が好きで、よく虫取りや観察をしてた人や、昆虫図鑑・恐竜図鑑などの図鑑を眺めることが好きだったそこのあなた!!高専適正100%です(笑)!!

 実際私も、幼少期は暇さえあれば外へ虫取りに出かけたり、捕まえた昆虫を観察したり、カエルを解剖したり、図鑑を眺めたりしてました。そんな人にはぜひとも高専への進学をお勧めします!!

②文系科目が苦手

そして、勉強面では国語や歴史・地理などの文系科目が苦手な人です。

理系高専では、理工系の専門科目を中心に学ぶことになります。

数学や物理などは、高校で学習する内容を約2年間で習得することが求められますが、その分、カリキュラムから文系科目が削られる傾向にあるんです。

数学や物理、化学は好きで得意だけど、国語はからっきしダメなんだよなぁ、なんて人はぜひ高専をお勧めしたいです。

それに、大学に行くために共通テストとか受けようとすると必ず苦手な文系科目も勉強することになりますよね。

つらすぎる(´;ω;`)。。。でも!高専からの大学編入なら、文系科目勉強しなくても大学は入れますよ!!これは大きなメリットですねぇ。

かくいう私はというと、中学生の頃は、数学・理科90点台!!国語…50点(泣)って感じの人間でした。

普通高校の入試は国語のせいで落ちました(笑)(笑)でも文系科目なしで東北大学入りました。人生そんなもんです、しょせん向き不向きですね。

③勉強が嫌い

3つ目は「勉強が嫌いな人」がランクイン!んなわけあるかい!と突っ込まれそうですね。

もう少し詳しく言うと、勉強する意味を見つけられない人です。

高専と高校では、生徒を教育する目的が根本的に違います。

高校は、工業・商業系でない限り生徒を大学受験に合格させることを目的とした機関です。

高校生は、入学から3年間、大学受験に合格するための勉強を詰め込まれます。

しかしそれらの勉強は、将来の仕事につながらないもの、つまり役に立たないものが多いのが現実なんですよね。

それに比べ、高専教育の目的は、産業の現場において即戦力となる人材の育成です。

高専では高校で学習する一般教養を大幅に削り、専門科目に特化した教育を行っています。

さらに、座学以外に多くの実験や実習があり、その課題としてレポートの提出が課されます。

これらのカリキュラムは、すべて将来、職場において技術者として必要な知識や能力を培うためのものです。

多くの人が将来役に立たないじゃん!と投げ出したくなっている数学や物理は、技術者として必要な知識である工学の基礎となるのです。

つまり、数学や物理って何のために勉強するの?という疑問に対する答えが、高専にはあるわけです。

高校は勉強をする場所、高専は勉強の意味を学ぶ場所

④大学へ行く経済的余裕がない

4つ目は現実的な話、大学に行くお金がない人です。

その理由は、実質的に安く大卒と同等の専門性を得られるからです。

ここで、高校を経由して大学へ行く場合と、高専へ行く場合で、中学卒業後の学費を比べてみましょう。ここでは、国公立高校及び大学と、国立高専を比較します。

高校→大学:(高校3年間)約140万+(大学4年間)約200万 = 約340万

高専:(高専5年間)約130万

(文部科学省の省令を参考に算出)

このように、高専へ行く場合、大学卒業までにかかる学費の半分以下で済むわけです。

しかも私立大学へ行く場合は、さらにその倍かかります。

しかし、高専で学ぶ専門科目は、大学の学部とほぼ同等の水準なので、長い目で見て高専ってとってもお得なんです。

大学で勉強したいけど、大学へ行けるほど経済的余裕がない場合は、一度高専を検討されてはいかがでしょうか。

⑤お洒落がしたい

最後はお洒落がしたい人です。

これは意外なんじゃないでしょうか。

それもそのはず、ちょっと失礼なことを言いますが、高専生ってそんなにおしゃれなイメージないですよね。

むしろ、チェックシャツとか、オタクとかそっちのイメージが強いですから。

でも、実はお洒落がしたい人ほど高専をお勧めしたいです。

その理由は、校則が鬼緩いからです。

ロン毛OK、化粧OK、ネイルOK、ピアスOKみたいな、そんな学校です(笑)。

このへんは高専によって校則は異なるので何とも言えないかもしれません。

生徒指導の先生の方針にもよりますが、1~3年生は染髪NGだった気がします。しかし、普通高校のように、頭髪・服装チェックみたいなものがないので、圧倒的にお洒落はしやすい環境でした。

~高専はギャルにおすすめ~

まとめ

さて、今回は高専に向いている人の特徴5選を紹介しました。

好奇心旺盛な人や、文系科目が苦手なひとなど分かりやすいものから、勉強が嫌い、お洒落が好き、など意外なものまで、すべて私の経験から感じたことを書いてみました。

また、学費が節約できることも必見ですね!皆さんはいくつ当てはまったでしょうか?3つ以上当てはまった人は、絶対に高専に行きましょう!なんて強引なことを言って今回は締めくくります。

ここまで読んでくださってありがとうございました!

ヨシキ

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国立高専→東北大学(工学部)→東北大学大学院(工学研究科)[現在]
中学生、高専生、大学編入生など受験生向けの情報発信ブログ
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